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□趣旨□
“再発見”と言えばこれまで「遠い昔の歴史」や「自然」に目を向けられていた。しかしながら、現在の都市の基盤である大小様々な工場等は、就労の場、生産の場として都市の生活を支える重要なものとなっているにも関わらず、あまり目が向けられていなかった。
このため、日本の経済成長を支えてきた経緯や工都のなりたちを学びながら、いまだに残る公害問題のイメージを払拭し、他都市を一歩も二歩も抜きんでているまちの底力を再発見するために、兵庫県でありながら「06」という大阪局の市外局番を使用していることの謎をテーマにして近代史を掘り起こす。
□事業を通して目指すもの□
(1)「地域組織の活性化」・ 工業都市では、独特の景観の再評価が共通課題になっている。近代史を学び、産業遺産・遺構等を維持保存することによって、地域の歴史を後世に伝えることができるとともに、まちの歴史を地域活動の共通認識として意識出来ることにより、活性化に役立つ。
今回の事業の実行委員会的な組織として“なぞの「06」探検隊”を募ることにより、これまでの取り組みの活性化が期待できる。
(2)「地域活動の広がり」・ 地域産業を支えてきた市民が、参加しやすい身近な話題として近代史を意識しまちの景観を見直すことにより、今までになかった地域活動を創造・発展することできる。
地域で住み働いている人達のまちに対する愛着心を育むとともに、外の人々にも地域を来訪する機会と情報を提供することによって、新たな地域活動の広がりも期待できる。
(3)「共同作業を通じた異世代交流と地域住民のコミュニティづくり」・
近代史を学ぶことにより、景観に対する理解と意識の向上を図るために、近代史を語る、あるいは実際に見たことがある古老の方々とそこで今現在働いている中高年、そしてこれまで触れたことのない青少年が地域で様々な体験活動を行い、異世代交流を図ることができる。
近代を語る古老が持ち寄る情報が、次世代を担う地域住民にとって、これからのまちづくりに非常に有意義であることが認識でき、世代を超えたコミュニティを創造できる。
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